back
Corbelius studio deck & fence

08.1999
Tokyo, Japoan
designer & constructor:
Jiro Endo, Mikiko Endo (guesthouse)



コーネリアス・スタジオのデッキ
-素材の成りのかたち-

1999年8月
東京都目黒区
設計・施工:遠藤治郎、遠藤幹子
     (guesthouse)


以前内装を受けたミュージシャンから、彼の音楽スタジオのベランダのための木製デッキと目隠しをデザインして欲しいとのリクエストを受けました。彼の今の旬な音楽のイメージを、二つの素材のリズミカルな加工のしかたで表現してみました。

木製デッキ:
通常は長方形の材を敷き詰めるところを、台形のパーツをランダムに並べてデッキを作ってみました。2種類の長さの基本形を、目地が重ならぬよう一つ一つ配置を決めました。イレギュラーな工法を通常予算で成立させるために、外注内容を極力少なくし、搬入、施工、仕上げ、工事監理を自ら行いました。パーツはすべて現場の手作業で成型、サンディング加工し、それを図面どおりに並べて固定するために注意を払いました。

ステンレス目隠し:
ルーバーを前後ずらしながら立体的にすることで、ゆるやかに視線を遮り、風通しの良い目隠しを作りました。バイオリンの駒(ブリッジ)のようなユニークな形の柱は左右非対称の2種類でできていて、隣どうしに交互に並べられています。これは長方形の鉄板から一筆書きにレーザーカットできるよう設計されていて、材料取りとコストに無駄がありません。そこにあいた穴に、前後に織り込むようにしてステンレスのパイプを通して作りました。パイプは人工素材でありながらとても自然な形にしなり、硬質なメタルの質感と竹のような柔らかな曲線の対比が、新鮮に感じられました。

(c) copyright 2003 officemikiko, all rights reserved.